高層マンションの最上階ほど人気が高い理由は、なんといってもその眺望の素晴らしさに一瞬で心を奪われてしまう魅力にあると思います。
なのでよく議論されるのは、タワーマンションは周りから見られる心配がないからカーテンはいらないというものです。
眺望の良さから開放感を存分に味わいたい、それを邪魔するカーテンなんて使う必要はない!というお気持ちはよくわかります。
その判断は正しいとは思いますが、カーテンを使うことでラグジュアリーな空間をさらに演出できるので、もったいないなぁと思うのです。
東京タワーが一望できる地上43階に住むAさん(男性)も、以前住んでいた方が残していった古いレースカーテンこそあるものの、常に全開放でカーテンを閉めたことがありません。
その理由はもちろん眺望の良さですが、室内の大きな面積を占める窓が無機質なガラスと金属製のサッシ枠がむき出しでは、どんなに高級な家具類でインテリアをコーディネートしても台無しになってしまうのはとても残念です。
日本人のカーテンに対する価値観はどうしても、周囲からの目隠しや暑さ対策や寒さ対策といった機能面を重視した使用目的が中心になります。
問題解決のためにお金を払ってカーテンを使う、非常に合理的で実用的な考え方なのでもちろんそれは正解です。
なので周囲からの視線がなければカーテンは不要、そのように結論づけてしまうのも無理はありません。
ただここで知っていただきたいのは、カーテンの本場である欧米諸国では単に機能面だけで、カーテンを使うか使わないかを決めているわけではないという点です。
布が持つ素材感、柔らかさ、透け感、手触り感など室内空間に上手く取り入れて、全体的なインテリアの調和を完成させてくれるマストアイテムになります。
タワーマンションにカーテンは必要かと問われれば、実用的な機能面だけで考えれば要らないという判断も正解ですが、ラグジュアリーで上質なインテリア空間を完成させるために積極的に使いましょうと提案いたします。
そのときに合わせて考えたいのは、高層階特有の悩みである太陽熱による室内の暑さ対策です。
朝日を受ける東~南東に面した部屋、午後からの強い日射しを受ける南~北西に面した部屋が対象になります。
遮熱レースもたくさん出回っていますが、高い遮熱率を誇るものはほぼ障子のように厚ぼったくて外の景色がほとんど見えない白いレースになります。
調べた結果一番効果が高い遮熱レースは通販生活さんの「クールカーテン」で71%、一般的には弊社も取り扱いがある涼しや40%前後が最高値ではないでしょうか。
カーテンがないガラスだけですと太陽の陽だまりが床面にハッキリ落ちていますが、さすがに厚手の遮熱レースを閉めるとしっかり太陽光を遮って室内が高温になるのを防いでくれているのがわかります。
ただ残念なのは外の様子がまったくわからなくなり、厚ぼったい白い生地がおしゃれなインテリアを台無しにしてしまうことにあります。
TESOROならグレー色がベースで生地も薄く、透け感を持ちながら平均60%以上の遮熱率で木陰の涼しさをもたらしてくれます。
これがタワーマンションといわれる高層マンションのカーテンは、遮熱効果が高く視界もそれほど妨げないおしゃれなインテリア空間を演出できる、TESORO遮熱レースカーテン1枚だけで十分という理由がここにあるのです。